【緊急アピール】大阪市の税金をチューチューする SWASH
1.要約
2.大阪市の令和元年度助成金の実態
3.大阪市は買春合法化推進自治体か
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
1.要約
令和元年度、大阪市健康局は買春合法化推進団体 SWASH に委託業務費として 420,640円を支出しています。現在も市の「HIV検査相談マップ」に、相談先として SWASH を掲載し、買春合法化「赤い傘」へのリンクを、「働く人向けの情報サイト」と虚偽記載し張っています。大阪市民のみなさま、どうぞ行動を起こし、買春合法化を阻止してください。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
2.大阪市の令和元年度助成金の実態
まず、今年2月に「エイズ予防情報ネット(API-Net)」上に発表された、NGO 法人 SWASH(Sex Work and Sexual Health; スォッシュ[セックス・ワーク・アンド・セクシャル・ヘルス])令和4年度定期調査の報告をご覧ください。(https://api-net.jfap.or.jp/prg/ngo/ngo_detail.aspx?seq=0436, 2023年9月2日閲覧)
設立が1999年4月(UNIDOS から改称)、所在地は大阪府、非会員制、代表要友紀子、紹介できる具体的医療機関はなしと書かれています。また、「赤い傘」へのリンクも張られています。
なお、このサイトの記述には一つ嘘があります。
SWASHの各プロジェクトの企画運営にはすべて当事者が関わっています。
SWASH のメンバーには、UNIDOS 時代から関わっていた、京都大学で博士号を取得し、東京大学研究員を経て、現叡啓大学准教授、水島希がいました(http://www.igs.ocha.ac.jp/igs/IGS_Events/PDF/ho_jp.pdf, 2023年9月2日閲覧)。現在は神戸大学国際文化学研究科教授、青山薫がメンバーです(https://digitalpr.jp/r/61937, 2023年9月2日閲覧)。青山薫は SWASH と組んで、日本学術振興会の科学研究費助成基盤研究(C)も受けています(事実上文科省の公金、2012-14年、420万円、https://kaken.nii.ac.jp/ja/file/KAKENHI-PROJECT-24510378/24510378seika.pdf, 2023年9月2日閲覧)。この経費から SWASH に人件費等が支払われていた場合、反社勢力に利益供与した可能性が浮上します。この邪推が当たっていたら、研究倫理違反となりますが、この話題はひとまずおきます。
問題を大阪市の公金に戻します。ネット上に公開されている「大阪市令和元年度委託料支出一覧」(https://www.city.osaka.lg.jp/kenko/cmsfiles/contents/0000517/517322/05_kenko_itakuryo_ippan.pdf, 2023年9月2日閲覧)をご覧ください。以下に該当箇所の画像を貼ります。
令和2年度以降については新型コロナ禍の関係か、万博の関係か、委託料支出一覧を容易に検索することができませんでした。私の力不足です。
いずれにせよ、 SWASH は 「HIV 感染防止事業」ではなく、「アンケート調査業務」のために大阪市の公金をチューチューしていたのです。金額の多寡が問題なのではありません。
こう書くと「性風俗は合法なのだから、調査は反社勢力に与しない」と反論されるかもしれません。そこで要友紀子が2017年に「立教大学ジェンダーフォーラム年報第19号」(117-124頁)に発表した、シンポジウムの記事を反論として掲げます(https://rikkyo.repo.nii.ac.jp/?action=repository_uri&item_id=17679&file_id=18&file_no=1, 2023年9月2日閲覧)。要はこの報告のなかで性行為について一切触れていません。言うまでもなく大阪市には飛田新地という非合法な買春斡旋地域があります。要の調査は買春斡旋業従事者の実態を矮小化し、学術的に見せかけただけのまがい物です。本件については改めて論じます。
すなわち、SWASH の「赤い傘」運動は、人身売買と性搾取の暗部に蓋をし、結果として助長するものとなっているのです。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
3.大阪市は買春合法化推進自治体か
ここでことを善意に解釈してみましょう。大阪市は令和元年度 SWASH に行った委託事業を不適切と見なし、公金の支出を打ち切ったのかもしれません。
しかし大阪市はいまも SWASH の宣伝広報を行っています。市は公式サイトで SWASH を関連リンク集にいまも掲げています(https://www.city.osaka.lg.jp/kenko/page/0000556338.html, 2023年9月2日閲覧)。
確言しますが、私は職業に貴賤はあると確信します。殺人者、違法麻薬販売者、詐欺師、民間に武器を販売する職業などは間違いなく賤の職業です。(それでも該当者の人権は保護されなくてはなりませんし、正当な司法の裁きを求める権利は断じて保証されねばなりません。)同様に主に女性を騙し、借金を背負わせ、買春業に売り飛ばし、罰金を科し、その職業から抜けられなくすることは賤です。この問題に取り組まず買春合法化を叫ぶ、あらゆる個人と団体に私は反対します。
大阪市は賤しい自治体なのでしょうか。
他の自治体、政府機関、学術機関が SWASH に公金を流していないか、今後も調査を続けます。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
次のメールマガジンでは、siente としーぱおの不穏な動きについて、ご説明します。
2023年9月3日
SWASH に税金投入を阻止する一庶民
すでに登録済みの方は こちら